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クトゥルフTRPGのリプレイなど

クトゥルフTRPG リプレイ 首切り様(前半)

クトゥルフTRPG リプレイ 首切り様

 

この話は、クトゥルフTRPG シナリオ「首切り様」のリプレイになります。

ネタバレなどありますので、まだプレイしていない方は注意です!

 

 

 

 

 

 

 

 

KP「えーそれではクトゥルフTRPG、首切り様やっていきますー。今回ヤスンは始めてのTRPGだから、どうなるかね」

ヤスン「俺のチェーンソーが唸るよ」

ミイホン「えっヤスンチェーンソーもってるの?」

KP「ではまずはキャラクター紹介お願いしあます」

ミイホン「本因坊秀策です。某芸術大学卒の22歳、職業はカメラマン。技能は目星が90で、あと写真術とかいろいろあるよ」

KP「ふむふむ、てかステータス弱っ。ほとんど6とか7だね。でもまあEDUは17もあるから、技能はたくさんある感じだね。ヤスンは?」

ヤスン「ヤスン、ハッカーロンダルキア出身の最終学歴は幼稚園卒業。28歳」

KP「ツッコミどころがすでに満載だけど、まずこのSTR3ってひどいね?」

ヤスン「スキルは言いくるめが90、あとロンダルキア語が話せる」

KP「(ロンダルキア語って何?)おっけー。あと持ち物は?」

ミイホン「本因坊はカメラマンだからね、1眼レフとか、アイフォンとか、望遠レンズとか持ってるよ」

ヤスン「ヤスンは、現金300万と、チェーンそーと、チュッパチャップスと、マキビシと、テレホンカード」

KP 「舞台は現代日本って言ったよね?うんでも・・・止めやしない、俺は止めやしないよ」

 

本編

 

KP では、始めましょう。えっと二人は、そもそも最初から友達だったってことでお願いします。二人とも大分接点なさそうな感じだけど、どういう風に友達になったのかな。

 

ヤスン ええっと俺はハッカーだから・・・ハッキングしてたら、本因坊もハッキングしてきて、そこで何かおお、って意気投合したってことで。

KP 本因坊もハッキングするの!?

本因坊 ・・・まあ本因坊EDU高いからね、軽くお遊び感覚でハッキングも嗜んでいたわけよ。

KP まじか・・では二人は偶然ハッキングしあっているところでお互いの技術に感動して意気投合したと。

ヤスン うん、で偶然同じ街に住んでて仲良くなった。

KP ではそういうことで、そんな二人にはさらに共通の友人がいます。さよちゃん、26歳。事務職の女の子。あとその彼氏のショウゴ君、29歳。ショウゴ君の両親は他界してる。外科医です。んで、二人は付き合ってる。

本因坊 ふむふむカリカリ(メモ)

KP で、その二人は本因坊とヤスンが住んでる街の隣街の十二死町ってところに住んでいるんだけど。

本因坊 すごい名前ww

KP 。その二人が1週間前から連絡がつかなくなって、行方不明みたいになっちゃったのね。で、本因坊とヤスンは二人を捜索しに、十二死町の真ん中のカフェに来て、作戦を練っていたところです。今日は5月23日、13時ってことで。それではロールプレイ始めてください。

ヤスン「いやー。しかしどうするかね」

本因坊「えーっとそうだねー」

KP はい、ではさっそくですがそこでカフェの店員さんがヤスンをチラチラと不審げな様子で見ていることに気づきます。チェーンソーを持ったヤスンをすごく気にしているようですね。店長らしき人とソワソワ話をしています。

本因坊 いきなり警察きちゃう。なんでチェーンソー持ってきたの?

ヤスン「いやーこれは・・・」言いくるめます。

KP は、はい。店員さんを?言いくるめるの?

ヤスン「持ってないよ」って言いくるめます。

KP えっ。チェーンソー?持ってるのに?持ってないよって言いくるめるの?(パニック)

ヤスン 言いくるめ俺90あるから。

KP で、では言いくるめロールを・・・成功ですね。では何かもうよくわからない勢いでヤスンは持ってないと説得し、店員さんはそうかー持ってないかーと何か納得して去って行きました。

本因坊「いきなりピンチだったね。じゃーまず、どうしよっか。フェイスブックとか見てみようか」

KP アイフォンとかで検索するんだね。一応コンピューターで振ってもらおうかな。

本因坊 失敗だ。

KP でも、まあ友達のフェイスブックだからね。見つけることはできました。1週間くらい前から更新は止まっている様子だね。

本因坊「うーん。サヨちゃんちに行ってみようか?」

KP ちなみにサヨちゃんちと、ショウゴ君の家は二人は知ってるね、友達だからね。

ヤスン「でもやばいな、俺車持ってないよ。どうやっていこう」

本因坊「俺も持ってないなー」

KP (この二人どうやってここまで来たんだろう)

ヤスン「タクシー呼ぼう、タクシー。俺現金めっちゃ持ってるから」

KP は、はい。じゃあタクシーを呼びました。タクシーの運転手さんは、チェーンソーを抱えたしかし非常に弱そうな男をみて、やや怯えた様相ですね。

本因坊 そりゃそうだよね。

ヤスン 言いくるめます。

KP はい・・。では言いくるめロールを。

ヤスン 成功。「違うから。チェーンソー持ってないから」

運転手「あ、は、はあ・・・。なんか映画の撮影かなんかかな・・」とギリギリ納得してくれたようでのせてくれます。

本因坊 これ毎回やらないといけないんじゃない?

ヤスン ・・・・。

KP では、サヨの家に着きました。

本因坊 チャイムを鳴らします。ピンポーン。

サヨ母「はい・・・」とやつれた様子のサヨの母が出てきました。

本因坊「こんにちはー!サヨちゃんの友達の本因坊です」

サヨ母「あら!本因坊さんおひさしぶりね。ヤスンさんも。相変わらずチェーンソー持ち歩いてるのね」

ヤスン「おひさしぶりです」

本因坊「サヨちゃんがいなくなっちゃったって聞いて、詳しい話を聞かせてもらえないかなって・・私たちもサヨちゃんを探したくて」

サヨ母「あら・・・そうね、ありがとう。サヨは、1週間くらいまえに急にいなくなってしまったの。警察にも相談したんだけど、手がかりは何もつかめてないみたいで」

本因坊「そうなんですね・・・さよちゃん部屋に入ってもいいですか?」

サヨ母「あら、いいわよ」

KP では、二人はサヨちゃんの部屋に入ります。そこは綺麗に片付いた、女の子らしい部屋ですね。

本因坊「パッと見て何か変わったものはないかな?」

KP ぱっとみた感じでは、得に変わったものはなさそうです。

本因坊 目星降ります・・。成功。

KP えー、それでは、外からみた感じでは、得にこれといったものは見つからないですね。

ヤスン「お母さんは、何か気づいたことはなかったですか」

サヨ母「えー、そうね、そういえばサヨがいなくなる前数日前から、なんだかサヨは様子がおかしかったわ。何かに怯えているようで・・・あまり眠れているようでもなかったの。問い詰めても、なんでもないって何もいってくれなかったけど。確か、ショウゴ君と二人で夜景を見にいくと言っていた後からおかしくなってしまった気がするわ」

本因坊「いなくなる日は何か変わったことは?」

サヨ母「あの日は、ショウゴ君の家に泊まりにいくと行って出て行ったの。でも、それきり帰ってこなくて・・まさかこんなことになるなんて・・」

本因坊 うーんそうかー。それじゃ、次はショウゴの家に行ってみようか。「ありがとうお母さん、また何かわかったら教えてください」といって、連絡先を渡します。

KP(えっサヨの日記まだ読ませてないけどもう出てっちゃうのかシマッター)はいではショウゴの家にいくんだね。タクシーまた呼ぶの?

ヤスン 呼ぶ。

KP では、タクシーを呼ぶと、チェーンソーをもった怪しい男と和装の不思議な男を見て、運転手はひどく怯えた様子です。

ヤスン 言いくるめます。「違うんだって。チェーンソーじゃないだろう?」コロコロ・・・成功です。

運転手「は、はあ・・・まあ悪い人たちではなさそうか・・・」と載せてくれました。

本因坊 チェーンソーいらなくない?

ヤスン おーい!いるだろチェーンソーは・・!

KP では二人は、10分くらいでショウゴの家につきます。時刻は15時くらいですね。

本因坊「こんこん、こんこん!ショウゴやーいるかー!ピンポーン!」

KP 反応はありません。

ヤスン「大家に開けてもらおう」といって、大家の部屋にいきます。

KP はい、ではヤスンが大家の家のチャイムを鳴らしますが、やはり反応はありませんでした。

ヤスン 「おおーい!どうなってるんだ!」

本因坊 「んーどうしようか」

ヤスン 「俺のチェーンソー使う?」

本因坊 「まってまって落ち着いて。犯罪者になっちゃう。私鍵開けあるよ」

ヤスン 「それも絶対犯罪やんけ!いこう」

KP では本因坊が素手で白昼、鍵開けを試みると・・・。鍵開けロールですね。

本因坊 ガチャガチャ。あー失敗。

KP さすがに一介のカメラマンでは鍵を開けるのには難渋しているようです。そうすると、その家の隣人が帰ってきたようで、その光景を目撃し絶句しています。

隣人「あ、あなたたちなにしてるんですか」

ヤスン 「いや、いや違うんです。これは・・・」言いくるめます。

KP ヤスン言いくるめすれば万能と思ってない??

ヤスン えっちがうの?

本因坊 「友達のショウゴ君が行方不明になって、私たちは心配で、行方を探しにきたんです」と説明します。

KP それなら、まあ必死の説明が通じたということでここはいいでしょう。

隣人「そ、そうなんですね・・・。チェーンソーなんて担いでいたのでびっくりしました・・。大塚さんは1週間くらいみていないですね。大家さんに相談したらどうですか?」

ヤスン「大家さんもいなかったんですよ!」

隣人「あーそういえば、大家さんも明日まで旅行とかいってたかも・・明日になれば大家さん帰ってくると思いますよ」

本因坊「そうかー。それならしょうがないかあ」

ヤスン「後、夜景見に行ってからおかしくなってたとか言ってたやん。そこ行ってみない?」

本因坊「そうかーでも場所聞いてなかったね」

ヤスン「サヨ母に電話しよ」

本因坊「プルルル」と電話します。

サヨ母「はい、サヨのお母さんです」

本因坊「えっと、サヨちゃんが夜景を見に行ったのって、どこか聞いてます?」

サヨ母「慶野山って言ってました」

KP 慶野山は、このあたりでは有名な夜景スポットだから、二人も知ってる場所だよ。

ヤスン「よっしゃじゃあそこ行ってみようぜ」

KP ではタクシーを?

ヤスン 呼びます。

KP タクシーの運転手はその黒光りするチェーンソーに怯えを隠しきれない様子です。

ヤスン 言いくるめに成功しました。

本因坊 「もうチェーンソーいらなくない?ね?」

ヤスン 「・・・うう・・・。次あれだったら・・・捨てる・・・」

KP (アレってなんだ)では、二人は慶野山に着きました。そこは、舗装された道路で、綺麗な一本道を登った山ですね。上は展望台みたいになっていて、そこはベンチとか自動販売機とかあって、小綺麗な様子です。

本因坊「いいところだね。何か変わったものあるかなー。なんかこう、おかしくなってしまいそうなものとか・・・」

KP 目星をどうぞ。

本因坊 成功です!

KP では、本因坊は特に怪しいものは見つけませんでしたが、そこにいた清掃員のおじさんらしき人が元気がなさそうにしているのを目撃しますね。

本因坊 近づいて話します「こんにちはー」

おじさん「あ、こ、こんにちは」

ヤスン「あの、このあたりで何か変わったものはないですか?」

KP するとおじさんは、少しビクっとした様子で、

おじさん「いえ、何も、特にわからないですね」と言います。

本因坊 えー何か怪しいけど何だろう。「何か知ってるんですか?」

おじさん「いえ、本当に何も・・・何のことを言っているんですか?」

ヤスン「隠してもためにならねえよオジサン」とチェーンソーを出します。

おじさん「ひ、ひいー!!なんですかそれは、私は何もしらない!」

ヤスン 言いくるめます。

KP 必殺の言いくるめ・・・。どうぞ。

ヤスン ころころ、97。

KP 97!ファンブル失敗!

本因坊 ここで!?

KP では、おじさんはチェーンソーを持った怪しい男がわけのわからないことを言いながらにじりよってきたので、恐怖におののき走って逃げ去ってしまいました。

ヤスン 「おーい!ここで!!」

本因坊 「何してんのあんたー!!」

KP ということで、そろそろ時刻は夕暮れ、という感じですが。どうしますか。

ヤスン 「とりあえず夜景が見たいかな・・・、と思うので、もう少し暗くなるまで俺は寝ます。ここで」

KP ヤスンは寝ると。本因坊はどうしますか。

本因坊「じゃあ、私は写真を撮って回ります。そこらじゅうに何かかわったものが映らないかなーって」

KP では写真術でロールどうぞ。

本因坊 ぎゃー!失敗。

KP 残念。では手当たり次第写真を撮りましたが、特に変わったものは写ってないですね。

本因坊 じゃあ、そのあたりをうろうろしながら過ごします。

KP うろうろして、では18時。そろそろ暗くなりそうです。ヤスンのところに戻りますか?

本因坊 うーん・・・もう一回写真とって回りながら戻ります。

KP じゃあ写真ロールもう一回しましょう。

本因坊 コロコロ、あっ成功。

KP 良かったですね。では、本因坊が手当たり次第写真を撮って回っていると、なんか変なものが映ったような気がしました。石の祭壇みたいなものが遠くに見えてます。

本因坊 おー!じゃあ、そこに行ってみようかな。

KP ヤスンは置いて?

本因坊 ヤスンを大声で呼びます。「おーい!寝てるんじゃなーい!」

KP じゃあヤスンもその声でおきます。

ヤスン「なんだなんだ・・ん?これは?」

本因坊「なんか怪しいの見つけたよ」

KP その祭壇のようなものは、あまり大きいものではないですね。調べてみると、お札が貼ってあり、紐のようなものが巻き付けてあるようです。二人は目星をどうぞ。

本因坊 成功!

ヤスン 失敗—。

KP では、本因坊はそのお札の一部が破れており、また紐も千切れていることに気づきます。しかもそれが最近破れたんじゃないかな、ということに気づきました。

 

本因坊「なんかこれ最近やぶれたっぽいよね」

ヤスン「あー・・・。これヤバイやつだ。なんか封印が解かれたみたいなヤツじゃないのこれ」

本因坊「なんかそんな感じっぽいよね」

ヤスン「死亡フラグみたいの立ってきてる気がする」

KP さて、そうこうしてると日はしっかり暮れてきますね。

本因坊「他に人はいる?」

KP 展望台にはチラチラとカップルの姿も見えてきてますね。

ヤスン「聞き込みにいこう」

本因坊「またチェーンソー持ってくの?絶対話きけないよ。私が持ってるよそれ」

ヤスン「はい・・・。じゃあチェーンソーは渡して話を聞きにいきます」

本因坊「行ってきたまえ!」

KP では、カップルに話をきくと。

ヤスン「こんばんはー。あの、あそこにある祠みたいの知ってますか」

男「こんばんは。えっ祠?なんのことでしょう」

ヤスン こいつ何か隠してるのかな。言いくるめます。

KP どういう状況。まあロールどうぞ。

ヤスン 成功!

男「いや、本当に知らないです。俺らも、そんなここきたことないんで・・」

ヤスン ちっ知らないか。

本因坊「どう?何かわかった?」

ヤスン「何にもわからなかった」

本因坊「使えないなー!私が聞いてくる」と別のカップルに話します。

KP どうぞ。

本因坊「こんばんは、あなた方はあそこの祠のことなにか知ってますか?」

KP 男は「えっ祠?」と知らない様子ですね。

本因坊「駄目でした」

ヤスン「いや・・まて?もしかしたら祠が見えたのは俺たちだけなのか・・・?もう一回、祠を確認しに行こう」

KP は、はい。では二人はまた改めて祠を見に行きますが、特に先ほどと変わった様子はないですね。

ヤスン「なんだろうなこれ」

KP そうこうしてるうちに、もう真っ暗になりましたね。

本因坊「今日はこのくらいかな。明日は、ショウゴくんのところの大家さんに話しを聞いて、またここのおじさんを探すかな」

ヤスン「そうだな・・・。このチェーンソー何の役にもたたないわ」

本因坊「何の役にたつと思って持ってきたの」

KP では、二人は帰ると。またタクシー呼ぶの?

ヤスン 言いくるめます。

KP では成功したので、真夜中の山中、チェーンソーをもった奇怪な男を運転手は恐る恐る載せてくれました。二人は、お互いの家に帰るんだよね?

本因坊 一緒には住んでないよwwさすがにww

ヤスン そりゃそうだw

KP じゃあ、二人を乗せたタクシーが、十二死町の郊外を通ったときのことです。ここで、二人は幸運ロールをどうぞ。

本因坊 えっなんだろ。

ヤスン 64。

本因坊 50。

KP ・・・。では、ヤスンは、その時。急に、世界がゆっくりになったような不思議な感覚にとらわれます。

ヤスン 「やばいわこれ完全にきたわ」

KP 車内から、外をみると。そこには、赤い服の女が立っていました。女は、ブンブンと顔を左右に振りながら、ヤスン見つめています。そしてその顔は、ニタニタと笑っていました。

 

ヤスン「・・・・」

KP ちなみにこれは本因坊は全く気付いていません。そして、驚いたヤスンが声をあげる間もなく、女はフッと消えてしまいました。そんな恐ろしい光景を見たヤスンはサンチェックです。

ヤスン おう?

KP 正気度を失うやつだよ。えーっと失敗したので、正気度は2減ります。

ヤスン「おおーいおいおいヤバイの見ちゃったよ」

本因坊「どうしたのヤスン、なんかあった?」

ヤスン「いや、なんか赤い女がめっちゃ首ブンブン振ってた。ニタニタ笑ってた」

本因坊「えー私はみてないよ?見間違いじゃない?w」

ヤスン「いやいやつうかお前寝てただろ!寝てたから見てなかったんだろ!」

KP えーそういう感じでワアワアしてるとですね。家に着きましたね。二人はそれぞれの家に分かれて帰るんだよね。

本因坊 ・・・ま、そうだよね。

ヤスン「一緒にいこ」

本因坊 wwwwいやいやwww

ヤスン ・・・まあ、帰ります。

KP では、それぞれの家に帰ったということですね。

本因坊「じゃあ、また明日続きなー!」と言ってわかれます。

ヤスン「ばかやろー!明日は仕事だよ!」

本因坊「仕事ってハッカーでしょ?w」

ヤスン「お・・おう・・、まあ明日もじゃあまた続きな」

KP 弱い。じゃあそういうことで、二人はそれぞれの家に帰って、寝ました。・・・そして、その夜のことでした・・。

ヤスン まだなんかあんのかよ・・・!

KP ヤスンだけに、イベントがあります。えー、深夜、丑三つ時ですね。ヤスンがベッドでスヤスヤと寝ていると、コンコン、コンコンと窓を叩く音がして目を覚まします。そして、かすかな女の声で、「開けて・・・開けて・・・」と聞こえてきます。どうしますか

ヤスン「やべえ」

KP ちなみに、カーテンは閉まっているので、窓の外の様子は見えていないです。

ヤスン えー・・・じゃあ・・・。ちょっとだけ、カーテンをそっと開いて外をみます。

KP はい。ヤスンはおそるおそる、カーテンを少しだけ開きました。そこには、赤い服が一瞬見えました。

ヤスン どうする。え、どうする。

KP コンコン、コンコン、と窓を叩く音は鳴り続けています。そして、「開けて・・・」という声も窓から聞こえ続けています。

ヤスン 本因坊に電話します。

KP www。夜中に。まあいいでしょう。

ヤスン プルルルルプルルルル

本因坊 www 「は、はいガチャ」と出ます。

ヤスン 「おいおいヤバイって来てるってあの女が」

本因坊 「えーw何言ってるの落ち着いてw女って?」

ヤスン 「ちょっと、何で一人にしたの俺。助けに来てよ」

本因坊 「www助けって言われても」

KP そうですね、本因坊はどこに住んでるの?

ヤスン 隣。

KP wwww 隣なの?!w

本因坊 wwww 

ヤスン 「お前隣んちなんだから助けにきてよ。ちょっと窓から覗いてみて。外に女いるから」

本因坊 「ええー・・・・」じゃあ、隣の部屋の本因坊は、外から窓を・・・のぞきます。こっそりと。

KP はい、では本因坊が窓をこっそりあけて、隣のヤスンの窓のあたりを除きますが、そこには特になにも見えませんね。

本因坊「何もいないよ」

ヤスン「いやいや、いるって。ちょっと来て。こっちとりあえず来て」

本因坊「wwwわ、わかった」と本因坊はヤスンの部屋まで行きます。

KP ヤスンの家、鍵はかかってないの?

ヤスン かかってない。

KP wwwまじかよ。では、がちゃ、っと本因坊は普通に入れました。部屋の中には怯えた様子のヤスンがいます。しかし、本因坊には特に何の音も聞こえていません。

本因坊「何も聞こえないよ」

ヤスン「窓のとこ見てみて」

KP 本因坊、見ますか?

本因坊 えー・・、見てみます。

KP 窓から本因坊が外を見ますと、特に何も見えません。

ヤスン「いやいやいや、わかった、ちょっと、じゃあ本因坊窓開けて」

本因坊「ええー!私が開けるの?!」

KP 開けるの?窓。

ヤスン「がーっと開けちゃって」

本因坊「じゃあ、開けます」

KP はい。では、本因坊が窓をガラッとあけると。ヤスンにだけ見えますが、そこには赤い服を着た、大きな目をした女が立っています。不自然に白い肌、焦点の合わない大きく開かれた目でこちらを凝視しています。女は、そして真っ白な腕を中にいれ、中に入ってこようとします。

 

ヤスン「わかった、本因坊、それで、その窓のあたりで、こうやってパンチとかして」

本因坊「パンチwww何も見えないよ」

ヤスン「いや、その窓のあたりにモーションで」

KP そうこう話しているうちに、女はいよいよ中に入ってきます。ヤスンはどこにいるの。

ヤスン えっと、ベッドの布団に隠れます。

KP では、ヤスンはベッドに隠れようとしていますが、まず女の行動からです・・・。(ダイスコロコロ)えーっと・・・ヤスンの耐久力はいくつですか。

ヤスン ・・・13・・・。

KP ・・・。その瞬間でした、ミイホンは凄まじい光景を見てしまいます。ヤスンの首が、捩じ切られるように曲がり、ぼとりと体から離されました。おびただしい出血が飛び散ります。そして、その瞬間、体は蒸発するかのように消え失せ、ヤスンの顔だけがそこに転がりました。

ヤスン (えっ)

本因坊 「や、ヤスンー!!!!死んだ・・・!死んだwwww」

ヤスン(えっまじ?)

本因坊 「まだ1時間も経ってないのにwww」

KP そして、本因坊はその瞬間見てしまいます。そこに、赤い女が立っていました。その女は首をブンブンと左右に振って、そして焦点の合わない目で、本因坊を見つめました。その顔は・・・ニタニタと、笑っていました。

 

続く。