読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

それいけクトゥルフTRPG

クトゥルフTRPGのリプレイなど

クトゥルフTRPG リプレイ もっと食べたい (後編)

クトゥルフTPRG A N 内藤清花 荒井和哉 シアン もっと食べたい

この話は、クトゥルフTRPGシナリオ 「もっと食べたい」のリプレイになります。盛大にネタバレなどありますので、注意してください。

 

どうどうの完結編。

 

内藤 清花:メタ的な推理なんだけど、たぶんもうこれラスダンに突入する流れだよね。

荒井 和哉:だろうね。3~4時間で終わるシナリオだって言ってたのに既に6時間経過してるし。

内藤 清花:なんだろうね、この、「ひのきのぼう装備でりゅうおうの城に突入する」みたいな感じ。

荒井 和哉:まあ、なるようになるだろ。行くぞー。

 

 

--------------------------------------------------------------------------

 

KP:【2日目19:00 韮崎のマンション前】

 

KP:というわけで、およそ普通のマンションです。でん!(画像を出す)

  ここの2階に韮崎は住んでいるよ。

 

内藤 清花:四の五の言っててもしょうがない。突入します。ピンポーン。

女性の声:『…はい』

内藤 清花:「19時にお約束させていただいた荒井です。私は付き添いで内藤と申します」

韮崎 孝江:「(玄関から出てきて)韮崎孝江と申します。本日はよろしくお願いします」

 

KP:二人は韮崎に通されて部屋に入りました。

  部屋は女性の一人暮らしにはやや広い2DK。そこの、ダイニングに通された感じかな。

  テーブルには人数分の紅茶とケーキ、あと紫のビロードがかぶった何かが載っているね。

内藤 清花:それ、かかってる状態の大きさとかだいたいのシルエットとかって教えてもらえる?

KP:そうだな、高さはだいたい30cm、丸っこい形をしているようだけど、詳しい形状はこのままだと分からないかな。

荒井 和哉:30㎝て。でかいな。

内藤 清花:なるほど…じゃあ、KP、【聞き耳】振っていい?部屋のにおいかぎたい。

KP:ほう。いいよ。振ってどうぞ。

 

内藤 清花:聞き耳(65) → 46 成功

 

KP:内藤は、この部屋がどこか動物のにおいがする事に気づきます。

  においの元をたどると、キッチンの方にあるダンボールの中に小さなウサギが2匹います。

内藤 清花:今、ダイニングに通されてテーブルのとこで座ってると思うんだけど、そこからそこまで見えるの?

KP:見えるけど、それ以上のことが知りたかったら近づいてみないとダメだね。

内藤 清花:席を立って近づきます。

KP:内藤が近づくことに、韮崎は特に嫌がる様子はみせないね。

 

韮崎 孝江:「どうかされましたか?」

内藤 清花:「かわいいウサギだなと思って。動物には目が無いんです」

 

内藤 清花:中を覗き込みます。

KP:中には新聞紙が床材として敷かれており、しなびたキャベツなんかがエサとして入っています。

  あまりかわいがっているような様子はないですね。

 

内藤 清花:「こちらのウサギは、韮崎さんが飼ってらっしゃるんですか?」

韮崎 孝江:「いえ、これは知人のウサギで。ペット禁止なので、こっそり預かっているんです。」

 

内藤 清花:嘘だな(確信)。

荒井 和哉:【心理学】無しでNPCのセリフ嘘判定するのいくない。

内藤 清花:普通知人にウサギを預けるなら、まず間違いなくゲージごと預けるでしょ。

      ダンボールに入ってるってことは、拾ってきたのかと思ったんだけど。ああ、嘘なんだなーって。

      じゃあ、衛生状況が良くないとかなんとか言いながら席に戻ります。

 

韮崎 孝江:「――では荒井さん、始めましょうか」

 

KP:と言って、韮崎はカウンセリングを始めます。とはいえ、前評判通り世間話をするような調子です。

  【精神分析】を使うとわかることがあるかもしれないけど、どうする?

 

内藤 清花:精神分析(70) → 14 成功

 

KP:韮崎のカウンセリングは、正規の教育を受けたものではない、ということがわかるよ。

内藤 清花:ホントに世間話してるだけじゃん!

 

韮崎 孝江:「ところで、荒井さんの症状を、荒井さんご自身の口から詳しくお聞かせ願いたいのですが」

 

KP:【医学】か【いいくるめ】で凌いでください。

荒井 和哉:荒井に拒食症に関する知識はないぞ(笑)

内藤 清花:どっちも初期値じゃん、終わったな。

 

荒井 和哉:いいくるめ(5) → 100 致命的失敗

 

荒井 和哉:ファンブル(大笑)

内藤 清花:ここで致命的失敗とは(大笑)

KP:(無言で兆候表を用意)兆候表(9[9]) → 猛烈な空腹が襲い、食べ物を探し始める

荒井 和哉:これは…(笑)。荒井は韮崎の話を無視して、突然目の前のケーキをがっつきます。

 

韮崎 孝江:「拒食症とお聞きしていましたが…随分と食欲旺盛に見えますね」

内藤 清花:「そう、ですね…。さっきまではこんなじゃなかったんですが…」

 

内藤 清花:あかん。じゃあ、もうごまかせないなって思った内藤は、荒井の後ろ頭をどついて正気に戻させようとするかな。で、そのまま振りぬいた腕の動きで、紫のビロードをこう、ひっぺがします。

KP:(お。もうビロード触っちゃうか。)では、ビロードが外れると、そこにあるのは、ザラザラとした黄土色の砂岩を荒く削って作られた、素朴な石像でした。

  その姿はコウモリとヒキガエルを彷彿とさせるものでした。石沢の部屋でメモを見ていた内藤は、あのスケッチとこの像が酷似していることに気づくでしょう。

  像があらわになったことで、韮崎は大慌てで像をひったくってビロードをかぶせ直そうとします。

内藤 清花:当然止めようとして、さらに問いただします。

 

韮崎 孝江:「…」ビロードを掛けたままの姿勢で睨むように黙る

内藤 清花:「これは、なんなんですか!?あなたは、いったい、何者なんですか!?」

韮崎 孝江:「…それ、は…」

 

KP:…うん。よし、ではここで荒井は無性に、流れる血が見たくて仕方のない衝動に駆られます。

  POW対抗ロールをしてください。失敗したら、手に持ってるフォークで内藤か自分かウサギを攻撃するよ。

 

荒井 和哉:POW(13*5) → 73 失敗

荒井 和哉:攻撃対象(1内藤2自分3ウサギ)→ 2 自分を攻撃

 

荒井 和哉:よかった。ウサギは守られた。

内藤 清花:ウサギ生存ルートか。

KP:ちなみに荒井はダメージボーナスあったよね?(にやり)

荒井 和哉:…1D4…。

内藤 清花:荒井ーーーー!

 

荒井 和哉:攻撃・フォーク (1D3+1D4) → 2[2]+3[3] → 5

      HP11→6

 

KP:どこを刺したかとかは、PLの演出に任せるけど…。

荒井 和哉:ざっくりいったなー。じゃあ左腕を。

内藤 清花:突然自傷行為に出た荒井にびっくりして、内藤は韮崎ほっぽって荒井を抑えます。っていうかフォーク取り上げるね。

KP:荒井から流れ出た血は、しかし重力の法則を無視して、韮崎の持つビロードの中、像の方へと吸い込まれていきます。

  異常な光景を見たあなた方は成功で0失敗で1D3の【SANチェック】です。

内藤 清花:私はむしろ、荒井の自傷行為の方がSANチェック案件だよ。

荒井 和哉:荒井は今正気なの?

KP:内藤にフォークを取り上げられたあたりで、とりあえず衝動は治まっているけれど、完全に正気ってほどでもないかな。若干ボーっとしてる感じ。

荒井 和哉:それでSANチェックあるのか。

KP:物理法則無視してるしね(大事なことなので2回ry)。

 

荒井 和哉:SANチェック(62) → 15 成功

内藤 清花:SANチェック(44) → 10 成功

 

KP:自衛隊員のSAN耐性やばいな。ちっとも減らない。

内藤 清花:ビロードの方、ってことは、血の行方を見たら当然韮崎の方を向くよね。

KP:向くね。

内藤 清花:じゃあそのまま問い詰めます。

 

内藤 清花:「もう一度聞くわ。それはなに!?あなたは、いったい何者なの!?」

韮崎 孝江:「ちょ、ちょっとやめてください…!」像を抱えるように持ったまま

内藤 清花:詰め寄ります。フォーク持ったまま。

韮崎 孝江:「ウガア・クトゥン・ユフ!来ないで!」

 

内藤 清花:荒井の応急手当めっちゃしたいけどな…たぶんそれしたら逃げられるし、逃げられたらあかんって思うだろうから、韮崎から像をひったくろうとします。

KP:韮崎の言葉に呼応するように、再び荒井は衝動に突き動かされます。(BGMカチャカチャ)

内藤 清花:…ねえBGMがあからさまに変わったけど。

KP:戦闘です(にっこり)。

内藤 清花:まじかぁぁぁ!ロクな戦闘技能ないのに!!ていうか戦闘になるのかよ!

荒井 和哉:荒井は戦闘技能はあるぞ。

内藤 清花:お前正気失ってるだろうがぁぁぁ!!(絶叫)

KP:ここからDEX順での行動です(愉悦)。行動順は荒井(12)、韮崎(10)、内藤(8)の順番だね。

  荒井は正気を失っているので、内藤に後ろから飛び掛かります。戦闘ハウスルールに従って、通常攻撃は【格闘(初期値25)】で行うよ。で、荒井は内藤を拘束しようとするよ。

内藤 清花:これ回避できるの?

回避とカウンターができるけど。

内藤 清花:いや、殴らんよ仲間だし…回避初期値だー。頼む!

 

荒井 和哉:格闘(80) → 19 成功

内藤 清花:回避(8*2) → 48 失敗

 

荒井 和哉:うわ失敗した。

内藤 清花:これ、いわゆる組み付き?状態なんだよね?

KP:そうだね、内藤は今、荒井に後ろから羽交い絞めにされてる状態です。

  それを見た韮崎は、じりじりと後ろに下がりながら、玄関の方へ向かいます。像を抱えたまま逃げようとしていますね。

内藤 清花:逃げ切っては、いない?内藤の視界にいる?

KP:うん。まだ室内にいるよ。っていうか荒井が発狂してるしね、警戒しながらって感じかな。

内藤 清花:お前のせいで暴走してるのにびびってるのか…ふーん。じゃあ、KP、精神分析って1ターンでやれるような行動?

KP:できるよ。ダイスに成功すれば、羽交い絞めは緩むよ。もしくは格闘で対抗できるけど。

内藤 清花:精神分析します。

 

内藤 清花:精神分析(70)→ 94 失敗

 

内藤 清花:HA☆NA☆SE

KP:では内藤は羽交い絞めにされたままです。

  次は荒井の行動順なので、荒井は内藤に攻撃しようとします。POW5倍の対抗で成功したら攻撃は抑止できます。

 

荒井 和哉:POW(13*5) → 29 成功

 

荒井 和哉:セフセフ。

内藤 清花:STR18に殴られたくない…(戦慄)

KP:韮崎はこちらを警戒しながらもじりじり逃げています。部屋からは出ていますが、玄関にはまだ到達していません。

内藤 清花:精神分析します。

 

内藤 清花:精神分析(70) → 32 成功

 

KP:精神分析に成功したので、一瞬荒井の力が緩みます。このまま振りほどきの判定を行いましょう。

  荒井は【格闘】を半分、内藤は【格闘】を倍にして判定して。

 

荒井 和哉:格闘(80/2) → 75 失敗

内藤 清花:格闘(25*2) → 16 成功

 

内藤 清花:っしゃ!!

KP:でも次荒井のターンだけどね?

荒井 和哉:ウガァ!

内藤 清花:ひい。

 

荒井 和哉:POW(13*5) → 35 成功

荒井 和哉:格闘(80/2) → 86 失敗

 

KP:理性が多少作用して、内藤に再度伸ばされた荒井の腕は空を切ります。そして、像を持った韮崎は、とうとう玄関に到達してしまいました。

荒井 和哉:逃げられる!

内藤 清花:KP、これ3ラウンド分の距離が内藤韮崎間にはあるの?

KP:韮崎の移動がゆっくりだったから、そこまでの距離はないけど、1回の行動では追いつけないね。

内藤 清花:そこをさ、【跳躍】でなんとかならない?身長の2倍とか跳べんかったっけ?

KP:ほう…まあ跳躍には助走がいるんだけども。いいよ、【跳躍】に成功したら、このターンで追いつけたことにしよう。

 

内藤 清花:跳躍(50) → 26 成功

 

KP:荒井の攻撃をかわした内藤は、その反動を利用して跳躍し、素早く韮崎に駆け寄ります。

内藤 清花:(ガッツポーズ)

 

荒井 和哉:POW(13*5) → 89 失敗

 

KP:荒井は内藤を追いかけますが、距離があるためギリギリ追いつくだけです。玄関から出て韮崎は必死に逃げようとしますが、重い像を持っているせいか足元がふらついています。

内藤 清花:チャンスきた!迷わず像を奪います。

KP:では【格闘】で対抗してください。

 

内藤 清花:格闘(25) → 4 成功

韮崎 孝江:回避(10*2) → 88 失敗

 

内藤 清花:奪った!?

KP:いや、主導権は内藤にあるけど、まだ完全に奪えてはいない。両者の手がかかってる、って状態。

荒井 和哉:いけーこのまま奪ってしまえ内藤!

内藤 清花:その前に荒井のターンあるやで。

 

荒井 和哉:POW(13*5) → 100 致命的失敗

 

KP:あっ。

荒井 和哉:あっ。

内藤 清花:あっ。

KP:これはもうバーサーカー不可避です。【格闘】で全力パンチを内藤にお見舞いしてください。

 

荒井 和哉:格闘(80) → 63 成功

内藤 清花:回避(16) → 27 失敗

荒井 和哉:攻撃・素手(1D3+1D4) → 1[1]+4[4] → 5

内藤 清花:HP13→8

 

KP:韮崎ともみ合っている内藤は、後ろからの荒井のパンチをモロに食らいました。が、なんとか意識はあります。

内藤 清花:荒井のパンモロとか、ショックロールありえたでホンマ(憤慨)。

荒井 和哉:パンモロって言うな、別の意味にしか聞こえない。

KP:ショックロールは要らないけど、今像の取り合いをしてるからね。CONの5倍で判定して、「像から手を放してしまうかどうか」を判定するよ。

 

内藤 清花:CON(11*5) → 24 成功

 

KP:内藤は鋼の意思で像を放しませんでした。しかし、韮崎も負けじと像を奪い返そうとします。今度は両者のSTRの5倍で判定するよ。

内藤 清花:STR14が生きるか…!

 

内藤 清花:STR(14*5) → 20 成功

韮崎 孝江:STR(9*5) → 59 失敗

 

KP:韮崎は栄養不足のせいか力が足りず、奪い返すのに失敗します。

内藤 清花:もう一度STR勝負します!完全に奪って見せる!

 

内藤 清花:STR(14*5) → 61 成功

韮崎 孝江:STR(9*5) → 73 失敗

 

内藤 清花:しゃーーーんなろーーーー!

荒井 和哉:とったどーー!

内藤 清花:荒井なんもしてないじゃん!!

 

 

KP:と、その時でした。荒井の口から大量の黒い液体が溢れ出ます。

  腐った泥のような悪臭を放つ、トロリとしたその液体は、まるで黒曜石のような光沢を持っており、床に流れ落ちます。

  それはひとつの塊となり、下腹部に何十本もの短い足を生やして、ヘビのように鎌首を持ち上げました。

  のっぺりとした黒い塊のてっぺんに、木の杭のような歯を生やした巨大な口が開き、体のあちこちにはギラギラとした光を発する目が見開かれます。

  液体の性質を持ったままの体からは、トロトロと滴のように体の一部が溶けて落ちていますが、ときにはそれが触手のように意志を持って、空中をまさぐるように動きます。

  立ち上がったその怪物の姿は、荒井の背丈よりも大きいものでした。こんな巨大なものが、どのようにして荒井の体内に潜んでいたのか。それを考えるのは無益なことでしょう。

  怪物は自然の摂理を無視した形態であるにも関わらず、その動きは予想以上に俊敏でした。それは歩くのではなく、体を丸めながら倒れ、同時に新しい足と頭を作り出し、まるで転がるように移動しています。

  幸いなことに、玄関にある家具などが邪魔をして自由に動くことはできないようですが、巨大な怪物は邪魔をする家具を掴み、たやすく噛み砕いたり、握りつぶしたりしていくのでした。

 

内藤 清花:…カオナシかな?

荒井 和哉:ボゥエ!

KP:…というわけでこの恐ろしい怪物を見てしまった2人は【SANチェック】です。

  成功で1、失敗で1D10の減少です。

 

荒井 和哉:SANチェック(62) → 29 成功

荒井 和哉:SAN62→61

内藤 清花:SANチェック(44) → 44 成功

内藤 清花:SAN44→43

 

内藤 清花:いちたりたーー!

荒井 和哉:お、吐いたらすっきりした♪

KP:(´・ω・`)何なのこの人たち全然SAN減らない。

  えっと。ちなみにこの怪物も次のラウンドから戦闘参加するからよろしく。

  あと、荒井はここで完全に正気に戻るから、普通に戦闘参加していいよ。

荒井 和哉:やったぜ。今って配置っていうか立ち位置はどんなん?

KP:韮崎の家の、玄関の中に荒井。玄関から外にかけてで黒い怪物、韮崎と内藤がそのすぐそばのマンションの廊下で像を奪い合ってる。こんな感じ。

荒井 和哉:ほうほう。じゃあ、韮崎の方行こうとすると、荒井的には化け物が邪魔なわけか。

KP:怪物のSIZは20あるから、通り抜けはできないね。

内藤 清花:20て。そりゃ玄関先も壊れるわ。

KP:ちなみに内藤の行動が終わったから、これから新しいラウンドに入るよ。

  そして、この怪物のDEXは、聞いて驚け16だ(ドヤァ)

荒井 和哉:なっ なんだってェ―――!!

KP:怪物はしなる腕を鞭のように飛ばして内藤を攻撃します。

内藤 清花:か、回避で!!

 

内藤 清花:回避(8*2) → 39 失敗

黒い塊:鞭(90) → 63 成功

 

黒い塊:攻撃・鞭(1D6) → 5

内藤 清花:HP8→3

内藤 清花:ショックロールCON(11*5) → 55 成功

 

KP:ギリギリで気絶を免れた内藤は、この黒い怪物が像を守ろうとしているように動いているということに気づきます。

 

内藤 清花:「あの黒いの…この像を、守ろうとしてる…?」

 

内藤 清花:死ぬ!マジで死ぬ!!

荒井 和哉:成功率90の1D6て!コスパ良すぎィ!

内藤 清花:このターンで像をぶっ壊す!絶対だ!

KP:次は荒井のターンだけど。

荒井 和哉:これバタフライナイフで攻撃したいんだけど。

KP:まだ構えの状態に入ってないからね。ポケットからバタフライナイフを取り出して、DEXの半分のタイミングでこのラウンドの攻撃ができるよ。

荒井 和哉:じゃあナイフを構える!

KP:韮崎は「返して!」と叫びながら再び像にすがりつきます。

 

 

内藤 清花:格闘(25) → 72 失敗

韮崎 孝江:格闘(25) → 2 成功

 

KP:韮崎は像に手をかけ、自分の方に引き寄せようとします。

内藤 清花:引っ張りあいます!

 

内藤 清花:STR(14*5) → 25 成功

韮崎 孝江:STR(9*5) → 78 失敗

 

KP:内藤は像を奪い返しました。

荒井 和哉:次は荒井の攻撃ターンだね。黒いのに攻撃!

KP:黒い塊は、カウンターを狙います。カウンターに成功すると黒い塊は攻撃を避けた上で反撃するよ。

荒井 和哉:反撃って回避できるの?

KP:できます。

 

荒井 和哉:格闘(80) → 58 成功

黒い塊:鞭(90) → 45 成功

荒井 和哉:回避(79) → 10 成功

 

KP:ナイフで攻撃する荒井に対し、黒い塊は鞭で反撃してきましたが、間一髪、荒井もかわします。

  次のラウンドに入り、黒い塊のターンです。…コイツ色々技あるからな…よし。

  今攻撃してきた荒井をウザく思った黒い塊は、【触肢】で攻撃しようとします。成功率60で、ダメージは聞いて驚け1D6+1D6だ。

荒井 和哉:避けるか死ぬかじゃねえか!

 

黒い塊:触肢(60) → 45 成功

荒井 和哉:回避(79) → 82 失敗

黒い塊:攻撃・触肢(1D6+1D6) → 1[1]+3[3] → 4

荒井 和哉:HP6→2 (自動気絶)

 

荒井 和哉:耐えたーーー!

KP:黒い塊の触肢が、荒井を直撃します。ふっ飛ばされた荒井は床にたたきつけられ、そのまま気絶してしまいました。

内藤 清花:荒井ーーー!

KP:韮崎は再び像に手をかけようとしてきます。

 

韮崎 孝江:格闘(25) → 72 失敗

内藤 清花:格闘(25) → 25 成功

 

内藤 清花:い ち た り た!

荒井 和哉:妖怪のせいなのねそうなのね。

KP:韮崎は像に手をかけようとするけど失敗しました。さて、内藤のターンだ。どうする?

内藤 清花:内藤は飛びそうになる意識を必死で繋ぎとめて、持ってる像を、思いっきり、足元に叩きつけます。

荒井 和哉:2階にいるなら、外に投げ捨ててもいい気がするけど。

内藤 清花:いや、絶対に即効性をもってぶっ壊した方がいいと思う。というか、内藤ならそうする。

KP:では、内藤は足元に砂岩の像を投げつけ…像は粉々に砕け散りました。

内藤 清花:おお!

KP:そして、その瞬間、周辺にいた探索者たちの視界が白く歪んでいきました――。

内藤 清花:えっ。

荒井 和哉:えっ。

 

 

KP:気が付くと、現実とも夢とも区別のつかない世界にいました。そこは、あらゆる生物の白骨が敷き詰められた暗い洞窟です。

 どこからともなく聞こえてくる「ウガア・クトゥン・ユフ!」という声。そして目の前に、ヒキガエルに似た異形の生物を見つけます。

 

内藤 清花:もしかして、SANチェックですかーーー?

KP:YES,YES,YES。じゃないよ!まだだよ!後でたっぷり振らせてやるよ!

内藤 清花:いやだー><

荒井 和哉:荒井気絶してるけど、これ荒井も見てるの?

あ。いや、荒井は見てないかな。

荒井 和哉:やった。

内藤 清花:お前ホントなにしに来たし。

 

KP:その異形の生物は、先ほど内藤が破壊した像に酷似していましたが、その存在から感じられる邪悪さはあの像と比べるまでもありません。

 まったくこちらに害意を向けてこないように思えるのに、見ているだけで本能的な恐怖を感じてしまうほどです。

 もし、あの生物の気分を少しでも害してしまえば、自分など一瞬で殺されてしまうのだと、容易に理解できます。

 生物はじっと内藤を見ていましたが、やがて飽きたというように視線を外すと、どこかから裸体の女性をつまみ上げ、ゆっくりとその口へ運びました。

 それは、韮崎孝江その人でした。

 

韮崎 孝江:「ギャァァァァァァァ」

 

KP:大きく響き渡る韮崎の悲鳴に、内藤ははっと我に返ります。

 ここは先ほどの、マンションの2階の廊下です。

 韮崎はヒキガエルの鳴き声のような大きな腹の虫の音を鳴らし、目の前でみるみるうちにやつれていき、その手足は枯れ木のようになってしまいます。

 そして、内藤を襲った黒い怪物は、像が壊れると目的を失ったかのようにゆっくりと、韮崎の方へ這いずっていきます。

 怪物を見た韮崎は両手を広げ「ウガア・クトゥン・ユフ!」と叫ぶとその怪物にむしゃぶりつき、わずか数十秒ほどでその巨大な怪物を平らげてしまいました。

 食べ終えた韮崎の外見は、やせ細った手足に腹だけが大きく大きく膨れ上がり、まるで地獄の餓鬼のようです。

 韮崎はあなたの方をギロリ、と見つめ、その手を伸ばし、弱弱しくこう言います。

 

 

 

 

韮崎 孝江:「もっと、食べたい」

 

 

 

 

KP:それが、韮崎の最期の言葉でした。韮崎はそう呟くと、ばたり、とその場に倒れ、動かなくなりました。

  と、いうわけでお待ちかねの【SANチェック】です(笑)

  今回は成功で1D3、失敗で1D10だよ。

内藤 清花:いーやーだー。

 

内藤 清花:SANチェック(43) → 83 失敗

内藤 清花:ダイス合計:5 (1D10 = [5])

内藤 清花:SAN43→38

内藤 清花:アイデア(80) → 13 成功

 

KP:一度に5点以上の正気度を失い、さらにアイデアに成功した内藤は、長期的な狂気に陥ります。

  まずは継続ターン、次に狂気の種類を決定します。

 

内藤 清花:ダイス合計:4 (1D10 = [4]) 継続ターン4時間

内藤 清花:ダイス合計:10 (1D10 = [10]) 強迫観念に取りつかれた行動。潔癖、極度の信仰など。

 

内藤 清花:持ってるエタノールで廊下中殺菌消毒するなこれは…。

荒井 和哉:平和だ。

内藤 清花:今さ、これまだ20時行ってるかどうか位だと思うんだけど、近隣住民はどうなの?騒ぎを聞きつけて出てきたりしないの?

KP:そうだね、では、この一連の騒ぎを聞きつけて、近隣の住民が出てきました。

  重傷を負った内藤と荒井は救助され、一命を取り留めました。

  正気に戻ったあなたたちは警察に事情聴取されるかもしれませんが、韮崎の死が餓死だったこともあり、あなたたちが警察に容疑をかけられるということはありませんでした。

  しばらくすると、韮崎の死は「摂食障害のカウンセラーが無理なダイエットにより餓死」という皮肉な事件として三面記事なりました。

  韮崎の患者たちのブログによれば、彼女たちも異常な食欲からは解放されたようです。

  もっとも、元々の摂食障害が改善されたわけではないので、健康な状態になるには相応の治療が必要だということです――。

 

 

 

KP:クトゥルフ神話TRPG「もっと食べたい」完

 

--------------------------------------------------------------------------

 

荒井 和哉:満身創痍だけど祝生還!

KP:おめでとう!中盤でちょっと足踏みしてたけど、いい感じのセッションになってよかった!

  …まあ、もっともこの後の成長ロール時のSAN回復にて、探索者たち2人とものSAN値が黒字収支となってしまったのはいただけませんがね…。

荒井 和哉:(そう言ったKPの表情は影に隠れてよく見えない)

内藤 清花:これ、結局真相としてはどうなの?韮崎は何者で、あの黒いのとか化け物は一体?

KP:このシナリオは、元々「クトゥルフ2010」っていうルールブックに付属されているんだ。ちなみにお値段3990円(+税)

荒井 和哉:お、おう。

KP:この本自体が、現代シナリオをプレイする上で、持っていると便利なサプリメントなんだよね。

  よくあるオンラインセッションでも、このサプリの職業・提案ルールが採用されているし。

荒井 和哉:…つまり?

KP:(この際だからルルブもサプリも)買えばいいと思うよ^^

内藤 清花:…おあとがよろしいようで。

 

 

(おしまい)